2013三里塚反対同盟旗開き

2013三里塚反対同盟旗開き

1月13日、2013三里塚反対同盟旗開きが横堀農業研修センターで行われ、50人が参加した。

成田空港会社は年間発着30万回化へ向け、第3誘導路を作り、3月7日からは発着回数を25万回から27万回に増やそうとしている。

旗開きで山崎宏さん(横堀・案山子亭)は「昨年は一坪共有地強奪の判決が高裁で出て、最高裁に上告している。11月28日には一坪共有運動の連絡先となっていた横堀団結小屋が強制撤去された。空港会社は話し合いと言いながら、司法権力を使って共有地を強奪し、拠点を破壊している。

昨年11月28日小屋の撤去の対しては、私たち主体の健在、底力を示すことができた」

柳川秀夫さん(三里塚芝山連合空港反対同盟世話人)は挨拶の冒頭、小川むつさん(婦人行動隊)、熱田一さん(反対同盟元代表)が死去したことを報告。

「団結小屋撤去は強制収用、力の論理。力が弱いものは負けるが、力のあるものは人間を潰すことは絶対にできない。小屋の強制執行との闘いに多くの人が集まって、意気軒昂さを示した。問題がある以上、今年もがんばっていきたい。  団結小屋には道祖神があって、神様を勝手にどかすことができず、神主を呼んでお祓いをするまで作業が止まった。横堀には原さん、上坂さん、江口さんの3人が眠っている。人間の生き様、情念は死んでも絶えることはない。死んだ人もひとつの勢力。闘うという志がある限り、未来永劫、勝つまで、世直しができるまでがんばっていきましょう」

加瀬勉さん(大地共有委員会Ⅱ代表)は「小屋の破壊に断固として抗議する。決意を新たに、決意を固めたい。79歳になるが、闘争をやって寿命が延びた。加瀬勉、一生青春。一生三里塚の尖兵。

民主党は無能をさらして惨敗した。共産党も社会党も同じ体たらく。三里塚を担ってきた新左翼諸党派も。

決意を固めて、命ある限り権力に肉薄していく」

清井礼司弁護士は「昔三里塚でやっていた人たちのコミュニケーションが取れたのが、裁判の委任状集めの成果。体は離れていても、心を三里塚に集める闘いだった。  小屋の強制執行は、空港会社が前面に出ないで元反対同盟の地主を表に出して行われた。強制的手段を取らないという政府・空港公団の約束の当事者は地主ではないからと。彼も第二の犠牲者だと思う。これは空港会社による地域分断。横風用滑走路に必要な一坪共有地、現闘本部は絶対死守。裁判にかけられた場合に必要な陣形を考えていきたい」

らっきょう工場の平野靖識さんは「3本目の誘導路が供用開始し、3月から離発着回数27万回になる。空港会社は以前は部落に説明に来たが、この頃は住民への説明もなしに事態が進んでいる。侮られている。

らっきょう工場は今年35年の節目。若い人たちを育てていく方向に寄与していきたい」  続いて、泉南の小山広明さんらが発言した。

旗開きに続いて旧東峰共同出荷場跡で三里塚空港に反対する連絡会の東峰現地行動が行われ、開拓道路コースをデモした。

石井紀子さん(三里塚農民)は「出荷場の建物はなくなったが、こうして皆さんと出会えて、変わらない思いをつないでいける。跡地が残っている限り、ここはふるさと。今年もがんばりましょう」

 

コメントは受け付けていません。