座標塾 ポスト・グローバル化の政治 5月18日

座標塾講座第2回
ポスト・グローバル化の政治
2018年5月18日(金)
講師・大井赤亥(日本学術振興会特別研究員)
文京シビックセンター

グローバル化は誰も止められない不可逆的な歴史の流れだと思い込まれてきたが、ここ数年、この流れを逆転させるような出来事が次々に登場した。それは、移民・難民の排斥や自由貿易反対を掲げる右翼ポピュリズムの台頭として耳目を集めている。それが人びとの予想外の支持を得ているのは、決定権をグローバル資本と政治エリートの手から取り戻したいという願望を表現しているからにほかならない。
それでは、この右翼ポピュリズムに、何をもって対抗するのか。社会民主主義やリベラルの潮流がグローバル化と新自由主義を推進する中道左派に変質したことに抗して、ラディカルな左翼を再生する試みも現われてきた。サンダースやコービン(イギリス労働党左派)を支持する潮流やポデモスなどの新政党が、その可能性を垣間見せる。とはいえ、巨大格差をもたらす経済のグローバル化に異議を唱えつつ、人権の視点から移民・難民を受け入れる「ヒトのグローバル化」を進めるという左翼の立ち位置は、いくつかの困難を抱えるだろう。
ポスト・グローバル化の時代における政治的対抗関係を考えてみたい。
[参考テキスト]『季刊ピープルズ・プラン』第79号(大井赤亥編集)

◎参加費  1回・1000円/要申込
◆午後6時30分開始~9時終了

◎ 連絡・申込先
東京都千代田区内神田1-17-12勝文社第二ビル101研究所テオリア
TEL・FAX 03-6273-7233

研究所テオリア参加の呼びかけ


email@theoria.info
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)

講師プロフィール
大井赤亥
おおいあかい。1980年生まれ。日本学術振興会特別研究員、東京大学・昭和女子大学非常勤講師。政治学・政治思想史。論文に「H・ラスキの見た1930年代アメリカのニューディール―『マルクス主義者』によるリーダーシップ論」(『政治思想研究』、風行社、2015年)、「原爆投下をめぐる『必然性』と『自由』」(『現代思想』、青土社、2016年8月号)、『運動を掴む政治学のために 熟議・左派ポピュリズム・「戦後民主主義」』(『現代思想』臨時増刊「安保法案を問う」青土社、2015年10月)、共著に『戦後思想の再審判』(法律文化社、2015年)など。

●座標塾第14期●
2018年3月~11月
第1回 リベラルとは何か=終了
2018年3月9日(金) 白川真澄

第2回 ポスト・グローバル化の政治
2018年5月18日(金) 大井赤亥

第3回 税と社会保障、ベーシック・インカム
2018年7月20日(金) 白川真澄

第4回 リーマン・ショックから10年――資本主義はどう変わったか
2018年9月14日(金) 白川真澄

第5回 9条加憲論を批判する
2018年11月16日(金) 白川真澄

〈これまでの座標塾〉
http://www.winterpalace.net/zahyoujuku/

コメントは受け付けていません。