座標塾第1回「「新しい資本主義」の何が新しいのか」

座標塾第1回
「新しい資本主義」の何が新しいのか
2022年3月18日(金)18:30~21:00
講師:白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)
参加費:1回1000円(テオリア会員500円)=要申込
会場:文京区民センター3階C会議室(春日駅・後楽園駅)又はZoom
※文京シビックセンターから変更になっています。ご注意ください。

岸田政権は、「新しい資本主義」を看板に掲げている。そこでは、「格差の是正を図りつつ、民間企業が長期的な視点に立って『三方良し』の経営を行うことで、現場で働く従業員や下請け企業も含めて広く関係者の幸せにつながる、長期的に持続可能な資本主義を構築していく」と謳われている。株主の利益を最大化する「株主資本主義」から従業員や地域社会の利益を尊重する「ステークホルダー資本主義」への転換をめざすという意味である。そして、岸田首相は、新自由主義から転換し、「成長と分配の好循環」を実現して労働者の賃上げを促進すると主張している。
「ステークホルダー資本主義」への転換はすでに2年前にダボス会議で打ち出されていたものであり、「成長と分配の好循環」もアベノミクスが唱えていた。とはいえ、「新しい資本主義」を持ち出したことには、「資本主義の弊害に対応する」(岸田)狙いがある。すなわち、コロナ危機の下での格差拡大によって高まった人びとの不満や不安に対応し、「分配」を重視して中間層の復活を図るという資本主義の軌道修正の試みが見てとれる。だが、その試みはどこまで本物なのか。「成長を優先するのか、分配を重視するのか」という論争にも触れながら、「新しい資本主義」の提唱を批判的に検証してみる。

※要申込。第1回・会場受講申込3月17日まで。Zoom受講申込は3月14日まで。
研究所テオリア 03-6273-7233 email@theoria.info

◎参加費振込先
・郵便振替 00180-5-567296研究所テオリア
※Zoom受講は3月14日までに研究所テオリアの口座(下記)に参加費振込みください。会場受講は当日払いでも構いません。

▼講師プロフィール
白川真澄
しらかわますみ。1942年生まれ。60年安保闘争、ベトナム反戦、三里塚闘争などの社会運動に関わりつづけ、90年代からは「地域から政治を変える」ことを追求。フォーラム90s、ピープルズ・プラン研究所など理論活動のネットワークづくりにも力を注いできた。著書に『左翼は再生できるか』(研究所テオリア)『脱成長を豊かに生きる-ポスト3・11の社会運動』(社会評論社)『脱国家の政治学』(社会評論社)『どこが問題!郵政民営化』(樹花舎)『格差社会から公正と連帯へ 市民のための社会理論入門』(工人社)『格差社会を撃つ ネオ・リベにさよならを』(インパクト出版会)『金融危機が人々を襲う』(樹花舎)ほか。

●申込・連絡先 研究所テオリア
東京都北区田端1-23-11-201
TEL・FAX 03-6273-7233
email@theoria.info
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
郵便振替00180-5-567296 研究所テオリア

 

●座標塾第18期●
2022年3月~11月
第1回 「新しい資本主義」の何が新しいのか
2022年3月18日(金) 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)

第2回 ポストコロナ時代の政治の構図と課題
2022年5月20日(金) 大井赤亥(政治思想史・現代日本政治)

第3回 日本の医療をどう再生するか
2022年7月15日(金) 伊藤真美(花の谷クリニック院長)

第4回 デジタル監視社会にどう抵抗するか
2022年9月16日(金) 内田聖子(アジア太平洋資料センター共同代表)

第5回 脱成長の立場から日本経済の衰退と再生をどう見るか
2022年11月18日(金) 白川真澄

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