座標塾第2回 ポストコロナ時代の政治の構図と課題

座標塾第2回
ポストコロナ時代の政治の構図と課題

2022年5月20日(金)午後6時半
講師 大井赤亥(政治思想史・現代日本政治)
参加費 1回1000円(テオリア会員500円)
会場 文京区民センター3D(春日駅・後楽園駅;第3回以降予定)、又はZoom=要申込
※文京区民センターに変更になっています。ご注意ください。

※要申込。会場受講申込5月19日まで。Zoom受講申込は5月16日まで。Zoom受講は研究所テオリアの口座(下記)に参加費振込みください。会場受講は当日払いでも構いません。
◎参加費振込先 郵便振替 00180-5-567296研究所テオリア

2010年代の日本の政治は、安倍長期政権の下でひどい腐敗と劣化が進み、人びとの政治に対する諦めや不信感はかつてなく強まった。21年秋の総選挙はこうした状況を変えて政治を人びとの手に取り戻す好機であった。だが、リベラル・左翼の野党は敗北し、「保守」勢力(自公)による絶対安定多数の獲得とネオリベ「改革」勢力(維新)の伸長を許す結果に終わった。
振り返ると、日本では東西冷戦の終焉をきっかけに戦後の「保守」VS「革新」の対立に代わって、「改革」をめぐって政治勢力が競いあう政治の時代が始まった。保守主導の「改革」は、小選挙区制の導入、小泉政権の新自由主義的改革、民主党政権の誕生と崩壊を経て官邸独裁の安倍一強政治に帰結した。それはまた、4割ものの有権者が棄権する低投票率の上に成り立っていた。そして、“保守3割、ネオリベ「改革」1割、リベラル・左翼2割、棄権を含む無党派4割”という政治的構図が続いてきた。その大きな責任は、野党であるリベラル・左翼が人びとを「政治を変える」行動に向かわせるだけの魅力や信頼を発揮できていないことにある。リベラル・左翼の再生のためには、何が求められているのか。総選挙での立候補の体験も含めて、『現代日本政治史』の著者が混迷する政治を変えるための指針を語る。

▼講師プロフィール
大井赤亥
おおいあかい。1980年生まれ、広島市出身。政治学・政治思想史。21年10月総選挙に立候補。著書に『現代日本政治史 ―「改革の政治」とオルタナティヴ』(ちくま新書)、『武器としての政治思想-リベラル・左派ポピュリズム・公正なグローバリズム』(青土社)、『ハロルド・ラスキの政治学-公共的知識人の政治参加とリベラリズムの再定義』(東京大学出版会)、『戦後思想の再審判』(共著、法律文化社)。論文に『「改革の政治」とは何か―保守政治の「守旧保守」から「改革保守」への自己脱却』(「現代思想」18年2月)など。

●申込・連絡先 研究所テオリア
東京都北区田端1-23-11-201
TEL・FAX 03-6273-7233
email@theoria.info
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
郵便振替00180-5-567296 研究所テオリア

●座標塾第18期●
2022年3月~11月
第1回 「新しい資本主義」の何が新しいのか
3月18日(金)=終了 白川真澄

第2回 ポストコロナ時代の政治の構図と課題
5月20日(金) 大井赤亥

第3回 日本の医療をどう再生するか
7月15日(金) 伊藤真美

第4回 デジタル監視社会にどう抵抗するか
9月16日(金) 内田聖子

第5回 脱成長の立場から日本経済の衰退と再生をどう見るか
11月18日(金) 白川真澄

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