【 呼びかけ人から一言】

●西葛西善蔵
関心対象は、①危機論の再構成。マルクス主義の危機論は時代遅れだと80年代には葬られたが今や複合的な危機の時代。グローバル金融資本主義の不安定性を分析できる政治経済理論の探究が不可欠。②ポスト・モダンの共産主義思想の復権。同志スラヴォイ・ジジェクと同志アラン・バディウの思想に注目。

● 谷島修一
研究所でやりたいことは、現代資本主義=新自由主義、金融資本主義など経済の問題を中心に、税制、社会保障制度等の国際比較から日本のそれを批判的に分析する。

● 繁山達郎
「3・11」によって日本列島の社会運動がどのように変革し展開していくのか注目しています。

● 滝川一郎
長野の地から参加します。「来し方行く末」という言葉がありますが、新しいことを始めようとするときも、自分たちが、どういう経過をたどって、今日ここにいるか、という継続性を大事にしたいと思います。

● 西村光子
社会を変革したいと一生懸命努力してきたのに――しかも、その欲求の根源は決して少数派のものではなかったと思うのだが――何でこんな世の中になってしまったの? いま起こっていることが何を意味するのか、ちっとも読めない。
社会学を勉強すれば、少しは世の中の動きが理解できるかもと、数年前に「社会学」という学問に接触した。そのとき、大学の教員から聞いたことばが「社会学は当たるか、当たらないか。当たればOK」だった。
残念ながら、政治や社会の動きについての私の読みは、いまもほぼ当たらない。
でも、理論や論理を組み立てることで人は自分を律することができると思う。脱原発の戦線のなかで被災地のがれき受け入れをどう判断するのか? 政府の広域処理の論理を解明し、金の使い道を追及することで自分の立場を見つけることができた。それは、被災者が主体となるまちづくりとつながりうるこちら側の論理だ。
そんなことを願いながら、呼びかけ人の1人として名をつらねています。

●元豊田 平
身はたとひ 緑の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし赤き魂…
思想理論なるモノを扱うと、長文・洋学が重きをなします。そこをワンフレーズといかないまでも何とかしたいと。世間は経営者や金銭的成功者の言行に拝跪しがちです。それに従い追われ、行き着く先はメンヘルや自死。時は今、人々をあまねく照らす、連帯経済と社会的包摂の美しきうつし世を望みます。

● 吉田和雄
私たちにはたいした知恵も力もありませんが、現在の日本国家の政治、社会、文化が抱える問題と正面から向き合う志だけは持ち続けたいと思います。
ぼちぼちやっていきましょう。

 

※ テオリアは古典ギリシャ語Θεωριαに由来する観察・省察などを意味する言葉。理論(theory)の語源です。