「天皇神話」を撃つ!反紀元節行動(新聞テオリア第90号・2020年3月10日)

新聞テオリア第90号・2020年3月10日
反天皇制運動のグローバル化を
「天皇神話」を撃つ!反紀元節行動
 2月11日、「代替わり」に露出した「天皇神話」を撃つ!2・11反「紀元節」行動が都内で行われた。主催は同行動。140人が参加した。
集会では、小倉利丸さんが講演。
「憲法はいらない。どこの国も持っていると言われるが、最高の理念だというのが、世界に200もある。『進歩的民主的理念』を持つ欧州が20世紀、2回も大戦争した。
天皇制自体は日本固有だが、天皇制のような神話・非合理的な世界観という点では他も似たり寄ったり。
いま世界で極右がメインストリーム化している。保守中道が極右の主張を取り入れ、極右が議会・政府の主要な部分を占めている。極右の世界観と天皇主義者の世界観はダブる。
反天皇制運動のグローバル化が必要。反天皇制運動は反ネオナチ・反極右の運動とつながっていかないといけない。
なぜ、世界規模で極右がのさばるのか。冷戦崩壊で社会主義・共産主義が衰退。新しい社会の仕組みを出し切れていない。社会主義か。社会主義には国家や民族などが付きやすい。
日本の統計で墓参り、宗教を見ると。1953年は7割が宗教を尊んでいて、一旦下がったが、今7割に戻っている。こういう『いい加減な』人たちが天皇制を支える基盤。大衆習俗と天皇制を分けるべきと言われるが、分けられない。
万世一系というのは宗教的権威で法律の外側にある。
アキヒトは『おことば』で『伝統の継承者として』といったが、伝統というのは法律の外側であり、伝統の継承というのは明らかなレイシズム。天皇の伝統を内面化しているのが国民であり、その排外主義とヘイトの排外主義は表裏一体。
ナルヒトの言う伝統は住んできた人だけを真ん中に据えるもの。これに人権や社会問題に取り組んできた人からも異論が出ない。
番組『池の水を全部ぬく大作戦』が人気だが、あの外来種排除の精神性は内側の優越性・純粋性を強調する精神性。よそ者排除と同じ、日本良いね番組も同じだ。
階級・格差・貧困の問題で伝統主義者の回答に心を揺さぶられる人たちが出てきた。左翼の衰退でオルタナティブがIS・極右になった。
日本でも議員から男女平等を否定し、差別を多様性と正当化する主張が公然と出ている。
アメリカ・イスラエルなどでの自国民中心主義のモデルは日本。極右が中心でのさばっている中、問題は共有される」
続いて、おわてんねっと、オリンピックおことわリンク、渋谷・美竹公園監視カメラ設置工事反対署名などが発言。
集会後、神保町へデモ。途中、右翼が妨害を図ったが、天皇制いらないの声を響かせた。