福島原発事故から9年の日本の原発と反原発の動き(新聞テオリア第90号・2020年3月10日)

新聞テオリア第90号・2020年3月10日
福島原発事故から9年の日本の原発と反原発の動き
小倉正(原発さよなら四国ネットワーク)

自己紹介を兼ねて

頂いたお題は身に余る大任、誰がやっても難しい話と思いつつ、恥をさらします。自分は市民団体「原発さよなら四国ネットワーク」で活動しています。年1回、秋の伊方原発現地での集会を主催する事務局がこの団体名を名乗って他の活動もしています。県議会、市議会へ各種請願多数を出して働きかけをするも、争点にまではならないままです。
再稼働阻止全国ネットワークが設立されてから呼びかけてきた川内原発、高浜原発現地の再稼働阻止集会など各種集会へも、四国ネットワークのメンバーとして多数回出かけてきました。多くの集会や行事を自分自身(@togura04)のツイキャス(インターネット)中継・録画で公開しています。
伊方原発運転差し止め裁判は周辺4県住民が包囲してそれぞれ行われていますが、この内の広島仮処分の(元)申立人/抗告人として関わってきました。(広島裁判の事務局は20年3月に三度新たな仮処分の申立てをする予定です。)
広島高裁抗告審では2017年12月の決定で1年近く伊方原発は運転差し止めとなりました。その後同じ広島高裁での異議審、広島地裁第二仮処分で続けて敗訴したこともあり、2018年10月には伊方原発は再々稼働してしまいましたが、山口県の原告団が始めた仮処分の広島高裁抗告審でも2020年1月に再び運転差し止め決定が出されており、現在は運転差し止め中。四国電力は異議審の申し立てを行ったところです。
「はんげんぱつ新聞」の(現地)編集委員のうちの一人です。年1回ほど地元の原発関係の記事企画を担当します。
「上関原発に反対する松山の会」の創立メンバー。山口県の上関町長島にある同原発建設予定地からみて風下の真東68キロメートルの位置にある愛媛県松山市の住民です。
温暖化(気候の危機)問題でXR(エクスティンクション・レベリオン『絶滅への叛逆』)日本のツイッター担当をしています。本家イギリスのXRは、大衆が参加する逮捕覚悟の非暴力直接行動という荒業で世論を変え、成果を上げつつあることを驚嘆してウォッチ、紹介しています。(この気候の危機問題とXRを始めとする社会運動の現状報告については季刊誌「ピープルズ・プラン」2020年春号に原稿を書かせていただいていますので、記事を手に取れる方はご参照ください。)
政治党派としては、緑の党グリーンズジャパンの地域代表協議会委員。今年始まった「ストップ気候の危機キャンペーン」にも参加しています。
また地元の無所属市民派の愛媛県議、松山市議の関係者でもあります。一昨年の首長選挙では愛媛県知事選で敗北した(共産党系の)候補者の応援にも関わりました。
自分自身は記録係として、ツイッター上のアーカイブを記録することを自分のミッションだ、と思っています。「20年2月後半の脱原発」「XR日本/XRJapanのツイートより その9 20年2月後半」はその最新版です。(https://togetter.com/id/togura04)

(以下、本紙に掲載)

廃炉に向かう伊方原発

日本の反/脱原発運動は行き詰まりか

気候危機名目に原発建設