コロナ恐慌――現実と行方(新聞テオリア第93号・2020年6月10日)

新聞テオリア第93号・2020年6月10日
コロナ恐慌――現実と行方

安倍政権は「緊急事態宣言」を5月25日にも全面解除する方針だ。「日本は成功した」とされ、「自粛」を「新しい生活様式」と言い換えるだけで、「経済との両立」を目指している。
日本の4~6月期経済成長率の民間平均予測は年率換算でマイナス21・7%。戦後最悪のマイナス成長に陥る見通しだ。
だが、失業・収入減・感染対策費用増加に苦しむ人々の大半の手元に、10万円給付金、持続化給付金、助成金、学生給付金など、いまだに届いていない。
軍事や原子力に税金を注ぎ込むのではなく、生活保障のための現金給付・支援、生命を守るための医療、社会保障の立て直しが優先されるべきだ。(5月24日)