座標塾第2回ウクライナとパレスチナ――2つの『戦争』をヨーロッパ問題として考える(鵜飼哲講演)

▼座標塾第2回
ウクライナとパレスチナ――2つの『戦争』をヨーロッパ問題として考える
2024年5月17日(金)午後6時半~9時  
講師 鵜飼 哲(一橋大学名誉教授)
参加費 1回1000円(テオリア会員500円)
会場 文京区民センター3階会議室(春日駅・後楽園駅;第3回以降予定)、又はZoom=要申込

※要申込。第2回・会場受講申込5月16日まで。Zoom受講申込は5月10日まで。Zoom受講は研究所テオリアの口座(下記)に参加費振込みください。会場受講は当日払いで構いません。
◎参加費振込先 郵便振替 00180-5-567296研究所テオリア

 ロシアによるウクライナ侵略から2年が経った。ウクライナ市民の死者は1万人を超え、難民となって国外に出た人は600万人。兵士の死傷者は双方合わせて50万人、うち死者は20万人近くに上ると推測される。ウクライナは抵抗戦争を戦ってきたが、ますます欧米の軍事支援に依存せざるをえなくなり大国間の代理戦争となっている。激しい消耗戦が続き、ロシア軍の撤退と停戦への出口が見えてこない。
 そして、イスラエル軍によるガザでの大虐殺が起こった。ハマスの攻撃から歴史が始まったのではない。ガザを「天井のない監獄」に閉じ込め、ヨルダン川西岸でパレスチナ人の土地を奪う「入植型植民地主義」を進めてきたのは、イスラエルなのだ。そして、いま抵抗するパレスチナ人を「人間の顔をした動物」と見なしてジェノサイドを平然と行っている。ガザ市民の死者は2万人を超え、住民の8割以上が家を追われた。
 この時代に、2つの戦争がなぜ起こったのか。米中両大国の覇権争いが激化する世界の構造変化が、その背景にある。さらに、ヨーロッパの19世紀以来の歴史の流れのなかで、2つの戦争の意味と性格を捉えかえしてみたい。

▼講師プロフィール
鵜飼 哲
うかいさとし。一橋大学名誉教授。フランス文学・思想。著書に『まつろわぬ者たちの祭り:日本型祝賀資本主義批判』(インパクト出版会)、『テロルはどこから到来したか:その政治的主体と思想』(インパクト出版会)、『ジャッキー・デリダの墓』(みすず書房)、『主権のかなたで』(岩波書店)、『応答する力――来るべき言葉たちへ』(青土社)、『償いのアルケオロジー』(河出書房新社)、『抵抗への招待』(みすず書房)。訳書多数

●申込・連絡先 研究所テオリア
東京都北区田端1-23-11-201
TEL・FAX 03-6273-7233
email@theoria.info
(TEL・FAX・メール等でお申し込み下さい)
郵便振替00180-5-567296 研究所テオリア

●座標塾第20期●
 2024年3月~11月
第1回 人口問題の行方――少子化対策の何が問題か
3月15日(金) 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)

第2回 ウクライナとパレスチナ――2つの『戦争』をヨーロッパ問題として考える
5月17日(金) 鵜飼 哲(一橋大学名誉教授) 

第3回 気候危機とどうたたかうか
7月19日(金) 吉田明子(FoE Japan)

第4回 グローバルサウスの現在――フィリピンを例に
9月27日(金) 大橋成子(ピープルズ・プラン研究所)

第5回 復権する資本主義批判――何が論点か
11月15日(金) 白川真澄(ピープルズ・プラン研究所)