三里塚大地共有運動の会第8回総会開く
12月14日、一般社団法人三里塚大地共有運動の会は第8回総会を横堀農業研修センターで開いた。
総会では山口幸夫代表理事が開会宣言。山口代表理事が議長で議事が進められた。総会は過半数の出席(委任含む)で成立。
現地報告で平野靖識さん(三里塚歴史考証室)は「隣にある東峰共有地のおかげで三里塚物産はからっ風から守られている。第8回総会おめでとうございます」
大森武徳理事から総会議案の事業報告・決算報告、中川憲一監事の監査報告が行われた。
木の根共有地の持ち分比率で成田空港会社と芝山鉄道を共有運動の会が今春超えたことが報告。議案が全会一致で可決・承認された。
続いて、事業計画、予算を提案。
議論では、木の根ペンションの補修・管理に共有運動の会が取り組んでいくことが提案された。
平野さん、大森さんから現状、草刈・塗装など作業内容について報告。現状を踏まえて、木の根の緑を維持してきた反対同盟と共に木の根ペンション・プールの維持・補修の協力について相談していく。
関西からの報告で山田謙さんは「三里塚以外の様々な運動に関わり、その中で三里塚のことを広めることができる」
合宿所の資料の整理について報告。おかのまめさんが描いた横堀壁画について岡野純一さん、展示している絵について田島義夫さん(画家)が発言。
議論を受けて、計画と予算が承認された。
最後に大森理事は「次は1月11日の旗開き。ここに集まって、互いの活動を報告しあうことは意義深い。こういう活動が長くできるように気を張って体に気をつけて活動を継続できれば」と閉会あいさつ。
終了後、柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)を訪問。柳川さんの農作業の合間に、来春までに予想される横堀農業研修センター裁判控訴審の見通しなどについて話した。


