第3滑走路による土地取上げ反対し2026反対同盟旗開き&1・11横堀デモ
1月11日、三里塚反対同盟旗開きを横堀農業研修センターで開いた。主催は三里塚芝山連合空港反対同盟。47人が参加。
最初に田島義夫さんがチャンゴを演奏。
柳川秀夫さん(反対同盟代表世話人)は「今日の荒れ模様のような世界でプーチンに続いてトランプが不埒なことをやっている。
この周りは工事が進んでいるみたいだが、用地買収は進まず、予定した工事は簡単ではない。
横堀農業研修センター裁判は高裁の日程が入ってない。裁判そのものが政治的な絡みがある。いずれにしろ、ここは現場の攻防という事態が訪れる。現状の維持を目指して頑張っていきたい。
今年で三里塚闘争は60年になる。18歳から始めて、こんなに長くなると思っていなかった。農家でやっているのは私一人になったのは事実。
空港が巨大化していくのに歯止めがかからずに3本目の滑走路をやろうとしている。
農業をやっているとよく分かるが、温暖化が大変なことになって、人間が生存できるか1年ごとに深刻になってきている。なおかつ山野を壊して開発を続ける。
世界でも腹いっぱい物をもさぼって、力で横取りしようとする変な世の中になってしまっている。
一番大事なのは腹八分。腹八分という考え方があれば、力で相手を押し負かそうとすることはなくなると思う。争いごとは無駄なことだと感じるようになった。
競争とは互いに切磋琢磨していくことが大事で、今の社会の構造は相手を淘汰するおかしな価値観だ。
そういうことを含めて三里塚闘争はいろんなことを教えてくれて、社会に投げかけている。老人が増えて発信力では寂しいものがあるが。ここ三里塚に皆さんが集まっていろんなことを考えているのはみんな一緒だ。
頑張って発信していけたらと思います」
続いて、高橋悦雄さんが歌「成田空港反対」を歌い、有機野菜弁当と朝から準備された豚汁で昼食。
渡邉充春さん(関西三里塚闘争に連帯する会、三里塚大地共有運動の会)は「2年前から関西で共有運動の会への登記移転を進めてきた。作業が遅れている共有者には一人一人に働きかけながら作業を進めている。春には残り60人の移転作業の年内移転の見通しをつけられると思う。共有者の強い意志を法人に移して、法人の力で闘いを継続していく。
がん治療を受けているが、やれることをやりたい時、やれる時にやっていきたい」
根本博さん(南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会)は、宮古島の基地反対住民運動に対する自衛隊の攻撃、馬毛島での基地建設、祝園弾薬庫反対、舞鶴、神戸などミサイル積み出しに反対する運動について発言。
辻和夫さんは横堀農業研修センター裁判と第3滑走路計画について報告。
「8月に控訴理由書を提出した後、東京高裁から日程についての連絡はない。
高裁は最悪の場合、1、2回で終わってしまう。
誘導路工事が始まっているが、空港会社は拡張用地の86.9%(民有地の8割)しか確保できてない。地権者は200戸だが、相続してない人がいて1600人。12月24日に滑走路新増設推進協議会で地権者への共同声明を出した。
既にここも含めて工事を発注しているが、空港会社は行き詰っている。
県と空港会社の「第2の開港」キャンペーンはひどいものだ。空港が2倍になれば騒音も2倍になる。
問題になっているみんなで大家さん問題は騙された人が悪いのではなく、第二次安倍政権の貯蓄から投資へという法改正が原因。
高裁口頭弁論にはたくさん傍聴に集まって裁判官にアピールしていきたい」
杉原浩司さんは長距離ミサイルの熊本・健軍、富士駐屯地への年度内配備、ジェノサイドに加担するイスラエル製武器輸入、元防衛相・超党派議員団のイスラエル訪問、日本の武器輸出について発言。
野島美香さんは、再審法改正の議員立法を妨害する法務省・法制審の動きについて発言。
稲垣豊さん(田んぼくらぶ)は山谷への野菜の支援、横堀壁画運動、昨年の東京での東アジアレイバーフェスタに参加した中国、台湾、香港の労働運動活動家が希望して三里塚を訪問するなど、小川プロの映画などで三里塚が知られていることを報告。
金靖郎さんは農業・食料問題について、成田空港拡張工事は海外に食料依存する財界・政府のグローバル化路線を象徴すると指摘した。
最後に芝崎さんの音頭で団結ガンバロー。
終了後、三里塚大地共有運動の会と横堀農業研修センター裁判を支える会の主催で中庭に壁画が飾られた研修センターから横堀デモへ。
強風の中、鉄塔前までデモを行った。


