報告=座標塾第19期第1回「大転換する日本の政治と財政」(白川真澄)
3月24日、座標塾第19期第1回「大転換する日本の政治と財政」(白川真澄)を開きました。白川さんは講演で、防衛費倍増の大軍拡でいかに「防衛費」が倍増しているか。改定安保関連3文書で定められた反撃能力は誰が何のために行使するのか。これによって日米「共同抑止」体制が進行すること。
米中覇権争いと「台湾有事」。「台湾有事」を起こさせない国際的環境を対話と外交を通じて積極的に創り出す必要性。
日本の財政はどう変わるか。土建国家から「福祉国家」だった日本が軍事国家へ変わろうとしていること。
最後に財源をどうするかとして、国債頼みの財政の危うさと財政支出の膨張は避けられないことを指摘。
後半質疑応答では2015年安保法制との違い、台湾有事論への批判などが出された。
次回第2回は5月19日、船橋邦子さん「なぜ、日本ではジェンダー不平等がなくならないのか」