座標塾第5回 脱成長の立場から日本経済の衰退と再生をどう見るか 開講

11月18日、座標塾第5回 脱成長の立場から日本経済の衰退と再生をどう見るかを開講しました。講師は白川さん。
白川さんは講演で、ウクライナ戦争による世界的なインフレの波の到来、日本のインフレの原因は資源高と超円安であること。超円安の原因。50年前に逆戻りした円の実力。円安の副作用。
日本経済の長期停滞と衰退は、低成長と賃金停滞が世界でも際立っていること。停滞と衰退の原因。賃金が低く抑えられた要因。
そして、経済はどのような内容で再生するか。経済成長は可能か。グリーンニューディールの検討。
経済成長からの脱却。GDP指標に代わる目標の必要性を指摘し、ケア・再エネ・食料の地域自給という脱成長の立場からの経済再生を提案。

質疑応答では参加していた昨年講演の平川均さん、広島の大井赤亥さん、山形の菅野芳秀さんなどが発言。アベノミクスは国民をだましたトリック、農終いが現実になっている農民不在の農業の現実、金融緩和の出口戦略をどう考えるかなど議論が行われた。

来年も第19期の予定