講演会 敵基地攻撃・軍事費倍増でどこに向かうか

研究所テオリア 国連・憲法問題研究会講演会
敵基地攻撃・軍事費倍増でどこに向かうか

講師 永山茂樹さん(東海大学教授・憲法学)
2023年2月11日(土)午後6時半開場、7時開始
文京区民センター3階D会議室
(春日駅・後楽園駅・水道橋駅)
参加費 1000円(会員500円)

研究所テオリア
連絡先 東京都北区田端1-23-11-201
TEL・FAX 03-6273-7233
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敵基地攻撃・軍事費倍増でどこに向かうか

 12月16日、新しい国家安全保障戦略など安保3文書の閣議決定を岸田政権は行いました。これまで歴代政権が守るとしてきた「専守防衛」を捨て、先制攻撃となる敵基地攻撃能力の保有という憲法9条を変えないとできないはずの安保戦略の大転換が国会議論もなしに閣議決定だけで決定されたのです。米軍指揮下で「矛」=攻撃の役割も担うことになる自衛隊はトマホークミサイル500発購入など、南西諸島をはじめ全国に長距離ミサイルを配備しようとしています。
 さらに軍事費(「防衛費」)が5年間43兆円へ。22年度のGDP比1%=5兆4000億円から27年度にGDP比2%11兆円への軍事費倍増という大軍拡方針が打ち出されました。その上、軍拡増税、殺傷武器の輸出促進、民間空港など公共インフラの軍事利用、宇宙・サイバー戦、軍事研究・軍事協力など打ち出され、進められようとしています。
 敵基地攻撃・軍事費倍増でどこに向かおうとしているのか。永山茂樹さん(東海大学教授、憲法学)に話してもらいます。 (2022年12月)

永山茂樹(ながやましげき)
東海大学法学部教授・憲法学。1960年横須賀市生まれ。
著書に「国会を取り戻そう!議会制民主主義の明日のために」(共著、現代人文社)「公文書はだれのものか?」(編著、現代人文社)「安倍改憲をあばく」(共著、東方出版)「判例ナビゲーション憲法」(共著、日本評論社)ほか