白川 真澄 脱成長のポスト資本主義

脱成長のポスト資本主義
 白川 真澄

序文――危機の時代と歴史の岐路

第Ⅰ部 オルタナティブは何か――資本主義を超えて
 第1章 脱成長のポスト資本主義へ――新しい社会構想と運動
 第2章 気候危機と脱成長・ポスト資本主義
 第3章 ポスト資本主義の構想――オルタナティブは何か

第Ⅱ部 資本主義の現在と未来
 第1章 立往生するグローバル化――資本主義の行方
 第2章 低成長の常態化、米中覇権争いの出現――リーマン・ショックから10年
 第3章 コロナ・ショックとデジタル資本主義
 第4章 「新しい資本主義」は新しいか
 第5章 MMT(現代貨幣理論)は何を見落としているか

 定価 2500円+税
 2023年4月発行  社会評論社

白川真澄:しらかわますみ。1942年生まれ。60年安保闘争、ベトナム反戦、三里塚闘争などの社会運動に関わりつづけ、90年代からは「地域から政治を変える」ことを追求。フォーラム90s、ピープルズ・プラン研究所など理論活動のネットワークづくりにも力を注いできた。著書に『左翼は再生できるか』(研究所テオリア)『脱成長を豊かに生きる-ポスト3・11の社会運動』(社会評論社)『脱国家の政治学』(社会評論社)『格差社会を撃つ ネオ・リベにさよならを』(インパクト出版会)ほか

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